生命保険の種類とその特徴について

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生命保険の種類とその特徴について

生命保険の種類とその特徴について

「生命保険」ときくとみなさんは何を思い浮かべますか?おそらく「生命保険=死亡保険」というように思われている方も多いのではないでしょうか。なにをもって生命保険の「種類」というのかについてはさまざまな考え方がありますが、いずれにしても一般の方からすると複雑で種類が多くわかりにくいという印象があるのは否めないところだとおもいます。
ただ、ものごとには何でも基礎・基本というものがあり、それは保険にもあてはまります。
ここでは生命保険の中でも基本となる「死亡保険」について、より理解を深めていただけるようにお話したいと思います。

1.生命保険と死亡保険

死亡保険と生命保険の違いについて「よく分からないなぁ」と思っている方も少なからずいらっしゃると思うので、最初に簡単に説明をしておきたいと思います。

「生命保険」とは、広い意味において「人の生命や健康、老後のリスクなどに備える保険」という意味があり、死亡保険はもちろんのこと、医療保険、がん保険、養老保険、介護保険、学資保険、個人年金保険などの幅広い保険の総称になります。
シンプルにわかりやすくいえば、生命保険会社が取り扱っている保険商品は、基本的にすべて生命保険です。

ではなぜ世間では「生命保険=死亡保険」という意味でとらえられるようになったのかですが、おそらくそれは死亡保険が生命保険会社が販売する保険商品の中でも最も中心的な取扱いを受けてきたことに起因しているように思います。また死亡保険とは結局のところ「人の生命に関わる保険」であることから、死亡保険の代名詞のとして生命保険という言葉が使われてきたという背景もあるかと思います。
あとは暗に死亡保険の“死亡”という言葉は世間一般ではお世辞にも縁起の良い言葉ではないので、何となくその言葉を避けるという意味において死亡保険のことを生命保険と置き換えてきたというような背景もあるかと思います。

では、混乱をさける為にも、ここから先は死亡保険については生命保険とは書かず、あくまでも「死亡保険」と表現することとさせていただきます。

2.(生命保険)死亡保険の3種類の基本形について

一見すると複雑で種類が多いように見える死亡保険ですが、実は基本形としては3種類しかありません。

  • ・「定期保険」
  • ・「養老保険」
  • ・「終身保険」

この3つが基本形になり、多くの保険商品はこの3種類をそのまま販売したり、組み合わせたり、変形させたりすることにより、各社がそれぞれ独自の保険商品として販売しているのです。
ですので、この3つを確実に理解しておくと皆さまが保険商品のパンフレットなどを見た時も
「パンフレットにはいろいろ書いてあるけど、結局この保険は○○保険がベースになっているんだよね!」
というように保険が理解できるようになります。

では順番にこの3つの保険を説明していきます。

2-1定期保険

“定期”ときくと「なんだか銀行の預金みたいだな」と感じる人もいるかもしれませんが、定期保険とは読んで字のごとく「期間が定まっている」保険です。
例えば「10年」「20年」または「被保険者が60歳になるまで」などのように保険期間に限りがあり、保険期間が満了すると保障はなくなります。保険料は基本的に「掛け捨て」ですので、そのぶん保険料が割安になっています。また、保険期間の自動更新が出来るものや、他の種類の保険への変換といった「自在性」のあるものなどがあります。掛け捨ての保険のため割安な保険料でより大きな保障を確保したいというニーズに向いていて、ある意味では保障に特化した実に「保険らしい保険」であるともいえます。

社会的な責任が重く万一の時に遺族に残さなければならない金額が大きい方や、例えば「子どもが成人するまでは大きな保障が欲しい」というような期間が決まっている保障を求めている方など、いわゆる「万が一の死亡」のときの遺族への保障を確保するといったような目的に適しています。

定期保険の特徴

  • ・保険期間の定めがある
  • ・満期保険金や解約返戻金はほとんどない
  • ・保険料は3種類の保険のなかでもっとも安い
  • ・保険期間終了後、更新出来る場合もあるがその際はその時点での契約年齢で保険料が見直される

<定期保険の種類と特徴について>

これまで見てきましたように、定期保険は少ない掛け金で大きな保障が得られる実に保険らしい保険であるということはおわかりいただけたかと思いますが、では次にその定期保険の種類についてもお話ししたいと思います。

  • ・平準定期保険

    これがスタンダードな普通の定期保険です。決められた保険期間に死亡した場合に死亡保険金を受け取ることができる死亡保険です。保険期間中の死亡保険金額の増減はなく期間満了まで一定です。

    コラム20定期イメージ1

  • ・逓減定期保険

    保険金額が一定ではなく、保険に加入後、年数を経過するごとに死亡保険金額が少しずつ減少していく定期保険です。例えばですが、子どもの教育費や生活費を考えていただくとおわかりになるかと思いますが、子どもが独立するまでにかかる教育資金や生活費の累計額は、年月が経てば経つほど確実に減っていきます。
    家族の生活を守るために必要となる保障もそれに合わせて年々少しずつ減らしていけば必要な保障を合理的に確保することが出来るだろうということで、それにあわせた保険です。
    つまり逓減型の定期保険は時の経過と共に経済的な責任が減っていく人のための保険であるということが出来ます。多くの人が経済的な責任はだんだん減っていくのが一般的ですが、実はそれに気づいていない人も多いのもまた事実なのです。

    コラム20定期イメージ2

  • ・収入保障保険(年金型の定期保険)

    保険金を一時金としてではなく、少しずつ受け取る年金のようなカタチの定期保険です。
    給料と同じように毎月の決まった額のお金を受け取ることが出来ますので、収支計画や毎月の家計の管理がしやすく、一家の大黒柱に万が一があった場合でも、残された家族がこれまでと変わらない安定した生活を送ることが出来るといったメリットがあります。
    また、一時にまとめて受け取る保険よりも、保険料が割安に設定されています。なぜなら、保険会社の立場か考えてみるとわかりますが、保険会社からすれば一度に高額な保険金を支払わなくてもよいためです。(正確には年金受取、年金原価の関係。)
    最近ではタバコを吸わない方や、健康診断結果等で一定の健康状態にあることがわかる方を対象にした保険料の割引制度(非喫煙割引・健康優良体割引など)がある保険もあり、加入時の診査の結果によって条件に該当する方はいっそう保険料が割安になります。

    コラム20定期イメージ3

2-2養老保険

養老保険とは、「保障」と「貯蓄」の両方を兼ね備えた保険です。保険期間は定期保険同様に限りがありますので「定期保険の一種」ともいえなくもないのですが、定期保険との差異は、保険期間満了を迎えると死亡保障と同額の満期保険金があるという点です。無事に満期を迎えたら、この満期保険金を活用して「老後を養う」というような意味合いでこの名称になったようです。

保険期間中に死亡した場合には死亡保険金が支払われ、満期時には死亡保険金と同額の満期保険金が支払われます。またこの満期保険金の受取を一定期間据え置く事ができます。この満期保険金の使用目的をある程度イメージしたうえで加入するのがポイントになると思います。また保険期間の途中でも、解約返戻金を有効利用することができます。
満期まで待てば死亡保険金と同額の満期保険金が必ず受け取れるという性質上、イメージとしては「保障付の積立預金」といった方がわかりやすいかもしれませんが、同じ保障額で比較すると、定期保険や次に説明する終身保険よりも保険料は割高になる傾向があります。)

養老保険の特徴

  • ・保険期間の定めがあり、一部例外を除いて通常更新はない
  • ・死亡した場合は死亡保険金、生存していた場合は満期保険金を受け取ることが出来る
  • ・途中で解約した場合も解約返戻金がある
  • ・満期保険金は一定期間据え置くことができる
  • ・保険料は3種類の生命保険のなかで最も高い傾向にあります

2-3終身保険

終身保険は、こちらも読んで字のごとく「身が終わるまでの保険」です。文字通り保障が一生涯続きます。このため何歳で亡くなられても契約を続けている限り死亡保険金が支払われます。(※約款上の免責事項あり)保険の性格上「満期」というものがなく当然満期保険金もありませんが、貯蓄性を持っていますので、将来保障が必要ではなくなった時には保険を解約し、受け取った解約返戻金を老後資金をはじめ様々な目的に利用することも可能です。

先に説明した定期保険がいわゆる「万が一の死」に備える保険だとしたら、終身保険は「いつか必ず訪れる死」に備える保険ということも言えるかと思います。例えばですが相続税や葬儀費用など、いつか必ず発生する支出をカバーしたいというようなニーズに適しています。
なお保険料は、保険期間と同じ生涯にわたって払い続ける方法と、一定の年齢までに払い込みを終了する方法、一括払いなどが選べます。

終身保険の特徴

  • ・保険期間に満期がなく一生涯続く
  • ・貯蓄性があり、解約すると保障はなくなるが解約返戻金がもらえる
  • ・保険料を払い終える年齢を決められる
  • ・保険料は定期保険よりは高い

生命保険については コチラ もご参照ください。

3.保険選びのポイントについて

一通り死亡保険についてその種類をみてきましたが、ではこの中から自分にあった保険をみつけるにはどうすればよいのかについて考えていきたいと思います。

3-1なぜ?について振り返る

たくさんある生命保険ですが、まずは自分には何が必要か考えてみることが大切になります。そこでまずおすすめしたいのは、原点に返ることです。原点に返るとはどういうことかというと、きっかけです。
そもそもですが、あなたはなぜ保険に加入しようと思ったのでしょうか?

  • 「社会人になったから」
  • 「結婚したから」
  • 「子どもがうまれたから」
  • 「退職したから」
  • 「更新の案内が来たから」
  • 「ただなんとなく」

この中から、例えばですが、ここではあえて社会人になったから保険くらいは入っておかないといけないな~と考え出したのがきっかけだったとしましょう。では社会人1年生にはどのような保険が必要なのでしょう?
まだ若くて健康で、特に大きな病気をした経験もないし、それに今、万が一自分が死亡したとしても経済的に困る家族もいないし・・・あれ?もしかして今慌てて保険に加入しなくてもいいのかな?
はい!ある意味正解です!

3-2自分の将来について考える

でも本当にそれでいいのかな?と悩みませんか?確かに今すぐ慌てて加入する状況ではないのかもしれませんが、とはいっても何もなしというのも・・・何かは考えたいと思う人は多いのではないでしょうか?そんな人にお勧めしたいのが、将来について考えることです。なぜなら、保険は基本的に短期間ではなく、長きに渡って加入し続けるものだからです。だから今すぐ必要でないとしても、将来的には必要になるものを事前に考えておくこともとても大切です。自分はどうありたいか?将来どうしたいか?を考えてみることです。

  • 「いずれは結婚して家庭を持ちたい」
  • 「いずれ独立して起業したい」
  • 「子どもが好きだから早く子どもが欲しい」
  • 「自分は独身を貫きたい」

もちろん、今すぐに時期まで計画するのは無理があるとは思いますが、自分の将来について思い巡らせることは、とても大切なことではないでしょうか。

3-3ライフプランを考える

自分が将来どうありたいかがある程度見えてくれば、あとはその将来がある程度カタチになったときに必要となるものが見えてくるはずです。そしてその見えてきたものを守るために、将来ではなく、今から準備をしておいた方が結果的に有利になるものに今のうちから加入するというのではいかがでしょうか。

  • 「自分が亡くなった時にお葬式代くらいは確保したい」
  • 「まだ見ぬわが子のために、貯金をしたい」
  • 「独立するための資金を準備したい」
  • 「病気やけがになった時のお金が心配」
  • 「老後の年金が心配だから今から準備していきたい」

もちろん、今すぐに時期まで計画するのは無理があるとは思いますが、自分の将来について思い巡らせることは、とても大切なことではないでしょうか。

3-4保険選びは人生選び

このように自分が将来どうありたいかを考えてしまえば、保険選びはそんなにむつ(ず)かしいものではありません。自分の将来にとって有益なものを選べばよいのですから。でも何が自分にとって有益な保険なのかわからないという方はいませんか?おそらくほとんどの方がそうではないでしょうか。そんな時の為にも一人で悩まず、プロの手助けを得ましょう。

まとめ

保険商品に関しての知識や理解を、ネットの情報だけで得られると考えるのは間違いです。複数の保険会社がしのぎを削って保険商品の開発競争を続けている昨今、半年~1年程度で次々に新しい保険商品が発売になっています。そしてすでに陳腐化してしまっている情報もネット上には氾濫しています。そんな中から自分の力だけで保険選びをしようとするのははっきり言って時間の無駄です。そんな時間があれば、それはプロに任せ、ぜひもっと自分の将来に向けて有益なことに時間を使ったほうがよいのではないでしょうか。
あなたの将来の夢や希望について真剣に耳を傾けてくれるプロに保険選びは任せましょう。そういったプロであれば決してあなたの話も聞かず独断で保険選びをすすめるようなことはしないはずですから。

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