個人年金保険とは

保険えらびと言ったら!みつばちほけん

保険の見直し相談トップ > 個人年金保険とは

保険 個人年金保険

個人年金保険とは

個人年金保険とは

老後のための積立と聞いて多くの方が思い浮かべるのは「公的年金」ではないでしょうか。では公的年金以外で年金の積み立てと調べると「個人年金保険」の情報が出てきます。個人年金に入っているので老後は安心という人も中にはいるでしょう。しかし選び方や受け取り方も大きく異なる個人年金保険は、その内容をよく確認する必要がありそうです。ここでは多くの人が気になる個人年金保険について説明します。

1.個人年金保険とは

厚労省は、平成30年度(2018年度)の年金額について、前年度から据え置くことを発表しました。
国民年金の満額は、月額「64,941円」。
夫婦2人の場合の厚生年金のモデル金額は、月額「221,227円」。
国民年金の満額は、年金保険料を40年間納めた場合の金額です。
厚生年金のモデル金額は、夫が平均的収入で40年間就業し、妻がその期間すべて専業主婦であった世帯が年金を受け取り始める場合の金額です。
老後は年金だけでは赤字の世帯がほとんどで、多くが貯蓄の取り崩しによって生計を立てています。そのため、公的年金を補う存在としての私的年金は不可欠と言われています。個人年金保険はそのための手段のひとつといえそうです。

個人年金保険とは、保険料の払込期間(一般的には60歳まで)に保険料を納めることで、契約時に定めた年齢に達した時点から一定期間または一生涯にわたって年金が受け取れる貯蓄型の保険のことです。
万が一払込期間中に保険をかけられている人(=年金受取人)が亡くなった場合、払い済みの保険料は遺族に死亡給付金として支払われることになります。

2.個人年金の種類と特徴

個人年金保険は年金の受け取り期間によって「確定年金」「有期年金」「終身年金」の3つに分けることができます。また、別の見方で言えば、契約時に年金額が確定している「定額年金」と、運用や為替次第で年金額が変わる「変額年金」とに分けることも可能です。

2-1確定年金

被保険者の生死にかかわらず、一定期間年金を受け取ることが可能です。死亡した場合は遺族に支給されます。受け取り期間を60歳からの10年とした確定年金保険等があり。退職から公的年金支給年齢までのつなぎとして活用する人が多いのではないでしょうか。

2-2終身年金

被保険者が生存している限り、一生涯年金を受け取れる年金です。保険料は確定年金より高めだが、長生きするほどずっと年金を受け取ることができるのが特長です。逆に早く亡くなると元本割れする場合もあります。年金受取人が死亡すると同時に支払いは終了し、遺族に年金や死亡保険金が支払われることはありません。

2-3有期年金

被保険者が生存している限り、10年または15年といった一定期間年金を受け取れることが可能です。満額受け取れば年金額は確定年金よりも多くなる場合があるが、早く亡くなる等の場合は元本割れすることもありえます。そのため有期年金では支給開始からしばらくは遺族に年金を支払う保証期間付きのものが一般的です。

2-4変額年金

年金額があらかじめ確定しているタイプではなく、保険会社の運用実績によって年金額が変わるものを「変額個人年金保険」といいます。運用がうまくいけば支払った保険料を上回る年金を受け取れるが、運用が振るわない場合は元本割れすることもあります。

2-5定額年金

契約時に給付される年金の額が決まっているタイプです。個人年金保険の大部分は定額年金で、加入者からの人気も高くなっています。

3.個人年金保険が選ばれる理由

3-1貯蓄が苦手でも積み立てられる

個人年金の保険料は指定した口座から自動的に引き落とされるので、余った分を貯蓄に回す方法より計画的で強制力があると言えます。預貯金や定期と比較すると解約手続きが煩雑なため、改訳のハードルが高いことも、結果的に継続率が高くなる要因の一つといえます。

3-2個人年金保険料控除を受けられる

個人年金のための保険料を所得税と住民税の課税対象となる所得から差し引くこと可能です。生命保険料控除とは別枠となるが、保険料払込期間が10年以上であることが条件なので、保険料控除を選ぶ選択肢の一つとして、確定年金では5年ではなく10年を選択する人もいます。

4.個人年金保険の留意点

4-1元割れリスク

個人年金保険は途中で解約することは可能ですが、解約返戻金はそれまでに支払った保険料の総額よりも少なります。特に加入してから早い期間に解約をすると半分以下になる場合もあります。個人年金保険は早く加入することもできるので、払込期間が20年や30年になることもありますが、その間に、急にまとまった現金が必要になる可能性も十分に考えられます。長期間動かせないお金であることということを認識してください。

4-2急激なインフレに対応ができない

定額型の個人年金保険は「インフレに弱い」という特徴があります。インフレとは物価が上昇することで、例えばモノの値段が1.2倍になっても、定額保険は固定金利なので物価がどんなに上がろうが受け取る金利は変わりません。変動金利であれば金利が上がるためインフレにも対応可能です。

5.個人年金保険以外の私的年金

公的年金以外で自分の年金を作る方法は個人年金保険以外にも存在します。

5-1積立定期 元本は保証される

毎月一定額積み立てる貯蓄方法としては「積立式定期預金」を思い浮かべる人も多いと思います。積立期間を6ヵ月・1年・3年・5年・10年などから選択でき、積立金額も自分で自由に設定が可能です。さらに途中解約も可能です。利息は中途解約利率が適用されるので少なくなってしまいますが、個人年金保険とは違って元本は保証されています。ただし20年や30年といった長期の商品はないので、老後前に満期を迎えたら自身でどうするか決める必要があります。

5-2個人型確定拠出年金(iDeCo) 個人でつくる私的年金

勤めている企業を通じてではなく、個人で私的年金を形成する方法として「個人型確定拠出年金(iDeCo)」が注目されています。どちらも老後資金のために長期で積み立てをして運用次第で年金の上乗せが可能という点では共通しています。個人型確定拠出年金は証券会社が、個人年金保険は保険会社が扱うという以外では、掛金と税金の扱いがこの2つでは大きく異なります。

個人型確定拠出年金はサラリーマン・自営業・専業主婦などの属性によって上限が決められているが、個人年金保険は、(商品によるが)原則として掛金に上限はない。個人型確定拠出年金の掛け金は全額所得控除の対象となるが、個人年金保険は所得税4万円、住民税2万8,000円の上限が決められています。さらに、個人型確定拠出年金は証券会社や金融商品を自ら選び運用するという自己責任の向きがあるが、個人年金保険の場合運用は保険会社に委託することになります。

個人年金保険とiDeCoの比較

個人年金保険 iDeCo(個人型確定拠出年金)
加入する場所 保険会社 証券会社
手数料など 毎月の保険料に含まれる 保険料とは別に管理費や信託報酬が必要
受け取れる金額 定額から変額までさまざま 基本的には運用成績次第で変動
掛け金上限 特になし(商品による) 公的年金の加入状況や職業によって変動
中途解約の可否 可能(ただし受取額は減少する可能性がある) 原則として不可
積立時の控除上限 生命保険料控除として所得税は年間4万円
住民税は年間2万8千円
全額が所得控除の対象
受け取り時の扱い 支払った年金と受け取った年金の差分が雑所得になる 退職所得もしくは雑所得扱い 公的年金控除の対象となる

5-3国民年金基金制度 自営業者やフリーランス向け

国民年金基金は、自営業者やフリーランスの人が、サラリーマンの厚生年金や企業年金の代わりに年金に上乗せをするための制度です。掛金全額が所得税控除の対象となるのが特長です。掛金は選択した給付の型、加入口数、加入時の年齢、性別によって異なりますが、口数は自身で自由に設定可能です。国民年金の第1号被保険者が対象であり、第3号被保険者である専業主婦は加入できません。

6.就業不能保険が選ばれる理由

公的年金は、主に国民年金、厚生年金、共済年金の3つに分類されます。

6-1国民年金

もっとも基礎的な年金で、日本国内に住所がある60歳未満の成人は加入が義務付けられています。保険料は年ごとに変わりますが、平成30年度は一律、毎月1万6,340円、平成31年は1万6,410円となっています。被保険者は1号・2号・3号の以下の3つに区分されています。

  • 第1号被保険者…自営業
  • 第2号被保険者…会社員、公務員
  • 第3号被保険者…専業主婦・主夫

6-2厚生年金

企業に勤める労働者が加入する公的年金です。毎月の保険料は労使折半で、給料から天引きされるのが一般的です。国民年金よりも多額の給付をうけられるという特長があります。

また、厚生年金は原則として65歳から受け取れますが、給与の額によって受給額が違うことには注意しましょう。たとえば、高い給与の人は、将来高額の年金を受け取れます。

6-3共済年金

2015年10月1日まで存在していた、公務員向けの年金です。共済年金は、会社員の方々が加入する「厚生年金」にあたります。しかし、現在は厚生年金に一元化されています。

まとめ

年金という言葉を聞くと公的年金をまずは思い浮かべます。しかし「豊かな老後」を送るには公的年金を補う存在としての私的年金は不可欠と言われています。さらに最近では人生100年時代という言葉はそこかしこで聞かれるようになり、私的年金の役割はさらに重要なものになってきているのではないでしょうか。私的年金保険のなかでも、人気が高く、保険ショップ等でも問い合わせが多いのが個人年金保険です。
一言に個人年金保険といってもその種類は様々ですし、その時代時代によって商品の内容が変わっている場合もあります。まずは、目的といくらぐらいのお金が必要なのかを試算するためライフプランシミュレーションをしてみてはいかがでしょうか。ライフプランによって、あなたにぴったりの個人年金保険、もしくはそれにかわる商品が見つかるかもしれません。お近くのショッピングセンター等にある保険ショップに気軽に相談をすることからはじめてみてはいかがでしょうか。

★ 合わせて読みたい記事